信州つばさプロジェクト

本校の3年生、藤堂光姫さんが信州つばさプロジェクトで
県内3人のうちの1人に選ばれました。

社会や経済のグローバル化が進み、
高校生の海外留学が注目されている中で、信州の高校生は、
資金面での不安、語学力への不安、初めての海外生活に対する不安の
3つの理由から留学に消極的になっているそうです。
このような高校生が留学へ踏み出す第一歩を応援するのが
この「信州つばさプロジェクト」です。

帰国した藤堂さんから様子を教えていただいたので共有します。

12/11~12/17までの一週間、
環境先進国であるオランダとスイスに行き、
それぞれの取り組みについて、いろいろな施設を見学しました。
だれもが想像するサスティナビリティは自然に関することだと思いますが、
使わなくなった施設や、ゴミとなってしまうものをいかに
有効活用していけるのかを考えることも持続性に繋がることを学びました。

そのような施設を見学していく中で、
それまでの環境やサステナビリティについて
全く考えていなかったような人たちが取り組むケースもあり、
誰でも取り組める問題であることを知りました。


スイスでは現地の高校生20人と交流する機会があり、
お互いの地域の地理気候、伝統や自分の活動について発表し、
それぞれの故郷についてそこにある課題を話し合いました。
日本にもいろいろな考えをもつ人がいるように、
スイスの高校生もいろいろな考えで
環境に対する意見を話してくれました。

今回の経験を通して、
英語は交流するためのツールであり、
住んでいる場所や言語、文化が違うだけであるということを知り、
もっと英語力を高めて他国の人と交流していきたいと思いました。

 

他国の高校生と意見を交わす機会は少ないと思うので、
藤堂さんにとって、とてもいい経験になったと思います。

さまざまなことに挑戦する向陽生がいて、
先生たちも嬉しいです。