例年、下諏訪町の「二十歳を祝う会」に、
向陽生が制作した書道の大型作品を展示していただいています。
今年度も祝福と激励のメッセージを込め、
「3年 生活の書」授業選択者有志4名で、作品を制作しました。
1つ目の作品は、『かける』という作品です。
どちらも“かける”と読む漢字を淡墨で、
ひらがなは濃墨で書いて奥行きを出し、立体感を演出しました。
“翔”には、「これから先の未来に向かって大きく羽ばたいてほしい」、
“駆”には、「困難な時代も勢いよく突き進んでほしい」という願いを込めました。
2つ目の作品は、嵐の『サクラ咲ケ』という作品です。
二十歳を迎えるみなさんのそれぞれの夢に向かって
前を向いて歩んでいってほしいというメッセージが込められています。
背景の桜の花は、3色のピンク色を使い、グラデーションを施しました。
このグラデーションは、一色だけでない、
一人一人の個性を表しています。
花は、筆で塗らず手形を使ったことで輪郭がやわらかくなり、
主役の文字を引き立たせるための、効果的な表現になったと思います。
〇制作に携わった生徒の感想〇
・大きい作品を書くのが初めてで
サイズ感がむずかしかったけれど、楽しく制作できたし、
絵の色使いと毛筆の文字がマッチして
納得のいくものになりました。
・大きな作品を作った経験がなく、
本当に未知の世界から始まった制作だったけれど、
みんなで試行錯誤して素敵な作品を作ることができ、
思い出になったしやりがいを感じました。
いろいろな方に見ていただけるとうれしいです。
・みんなで一つの作品を作る機会がめったにないので、
一から構成を考えられて楽しかったです。
歌詞に合った背景もみんなで考えられてよかったです。
・普段は個人での制作なので、
4人それぞれの強みを活かした作品になりました。
二十歳を祝う会の明るい雰囲気にあった
内容だなと感じてもらえたらうれしいです。
二十歳を迎えるみなさんの今後の人生が幸せでありますように!