校長先生日記1月号

校長の三輪です。

学校周辺はそれほど積雪もなく、穏やかな冬といった感じですが、天気予報で「JPCZ※」という言葉を聞くたびに戦々恐々としてしまいますね。昨年大雪で帰宅に3時間かかったのは2月初旬でしたが…。日本海側は大雪に警戒です。能登の被災地の皆さんもぜひお気をつけて。

※JPCZとは、「日本海寒帯気団収束帯 Japan sea Polar air mass Convergence Zone」という、ドカ雪を降らせやすい気象状況のことだそうです。仕組みは次の画像をご参照ください。

(画像出典:NHK NEWS WEB)

 

12月にあったイベントをひとつご紹介です。

12月4日(土)、令和6年度「諏訪・こども人権の集い」が、下諏訪総合文化センターを会場に行われました。本校から2年生の堀内さんと松林君が司会者として参加。小学校での人権運動の取り組みが発表されたり、「人権作文」の入賞作品が発表されたりしました。二人は本校生徒自治会の議長・副議長です。しっかりと役割を果たしてくれました。

 

 

1月6日(月)、明日は3学期始業式というタイミングで、ボランティア部の生徒たちと顧問の藤松先生が、下諏訪町社会福祉協議会の「ふゆやすみ宿題お助け隊」の隊員として出動。

「チャンスボール」で仲良くなった後、書初めの宿題をお助けです。

   

子どもたちがお兄さんたちに懐いている感じがgoodですね。

 

1月12日(日)、下諏訪町の二十歳を祝う会に町内の小・中学校・特別支援学校の校長先生方とともにお招きいただき、出席してきました。会場の下諏訪総合文化センターの大ホールが現在改修工事中でのため、小ホールで行われました。スペースの関係で、毎年出演している本校吹奏楽部の記念演奏は残念ながらありませんでしたが、書道部と有志生徒による書道作品は今年もエントランスホールを飾りました。

 

私は昨年度本校に赴任しましたので、今年の二十歳の皆さんに知り合いはおりませんが、来年になると、昨年度の卒業生が二十歳を迎えるのですね…。

 

1月18日(土)・19日(日)

3年生が共通テストに臨んだこの日、女子バレーボール部が新人戦県大会に出場しました。

11月の選手権大会(“春高バレー”)県大会で3年生が完全に引退した後、正規の部員は5名になってしまいました。一時は新人戦への出場さえ危ぶまれましたが、何と、3人の助っ人が表れて、南信大会は見事準優勝!この日の県大会へとコマを進めたのです。

1回戦は松本蟻ケ崎高校、2回戦は長野吉田高校に勝ち、ベスト4を懸けた準々決勝で、南信大会の決勝で戦った東海大諏訪高校と再び対戦。惜しくも敗れ、ベスト8という結果でした。

   

翌週、助っ人の皆さんも一緒に校長室に報告に来てくれました。南信2位、県ベスト8は立派なものです!諦めずに取り組む姿勢を、これからも期待しています。

同じ1月19日(日)には、吹奏楽部の打楽器四重奏がアンサンブルコンテスト県大会に臨みました。翌日、校長室に来てくれました。結果は銀賞でしたが、大きなステージで、精一杯の演奏ができたことに皆満足気な表情でした。

月末には下諏訪商工会議所主催の街あるきイベント「冬のヨルクレバ」での演奏が控えています。この良い経験を胸に、今後の活動に向かってください。

 

2階の渡り廊下に、2年生の美術の授業の作品が並びました。

サブテーマは『層を描く』だそうです。木目のはっきりした板にアクリル絵の具などで絵を描きました。それぞれ木目をいろいろなものに見立てて、作品を構想したようです。思わぬ効果が出ていて(いや、作者とすれば狙った効果なのかも!?)なかなかおもしろいですね。

     

美術部員の作品も展示されています。さすがの出来栄えです。

 

 

3年生は期末考査が終わり、それぞれの進路活動などのための自宅研修期間に入ります。一般入試に臨む3年生、最後まで頑張れ!

向陽坂を通る生徒の数も減って寂しい時期になりますが、2月には前期選抜、3月には後期選抜と、新たな向陽生を迎える準備も進みます。

今年度もあと2月。一日一日を大切に過ごしたいものです。