情報Ⅰの授業で、生徒自身にSNSの理解を深め、
使用方法を見直すために、「クラウドロー」の考え方で、
Jamboardを用いたグループワークを2時間かけて行いました。
クラウドローとは、インターネットなどのテクノロジーを使って
法律や政策づくり民衆の力を取り込み、生かす考え方です。
この授業では、SNS上での課題や問題を解決するための
ルールやグループ独自の法律を生徒自身に考えてもらいました。
１時間目は発想法の１つである、ブレーンストーミング法で、
SNSの課題や問題点を１人７～１０個挙げてもらいました。
KJ法を用いて多く出た意見を、グループ分けをしました。
２時間目は、ＫＪ法でまとめた内容ごとに、
ルールやグループ独自の法律を考案してもらいました。
生徒たちは、「こんなのがあったら絶対やらないよね」などと言いながら、
楽しそうにルールや法律を考えつつ、SNSの課題や問題、
自身のＳＮＳの使い方などさまざまな視点から、
一生懸命考えている様子が見られました。
実際に生徒自身が考えたルールや法律が反映されることはないですが、
「本当にSNSに投稿して大丈夫か」など、
SNSに投稿する前に一歩立ち止まって、
状況を判断しながら、SNSを使ってほしいと思います。