音楽室床の「ダンネツ」やりました(Part1)

以前から冬になると足にしもやけができることで有名(?)だった音楽室の床。

コンクリートの上に薄いカーペット1枚という状態を少しでも改善できれば・・・と、建築士さんや大工さんに指導してもらいながら、生徒が自ら断熱改修工事を行いました。

音楽室の床には、グランドピアノの荷重にも耐えられる強度が必要なので、下地となる根太の工事は専門業者に事前に施工してもらいました。

 

28日(土)の作業1日目。

生徒17名、保護者3名、職員6名、建築士さん、工務店さん、大工さんの他に、下諏訪町の建築関連会社の社長さんたち4名もボランティアで参加してくださり、計33名で作業を行いました。

はじめの会で建築士の宮澤さんから、「断熱とは?断熱の効果は?」ということについてのミニ講義をしていただき、作業開始です。

まず、スタイロフォームという断熱材を、根太のマス目のサイズに合わせてカッターで切ります。切ったスタイロフォームをマス目にはめ込みます。

慣れてくると作業のスピードも上がり、マス目がどんどん埋まります。その上から暑さ12mmの合板をビスで止めていきます。

大工の伊藤さんが作業について説明をしてくれます。大工道具の「墨つぼ」で合板にしるしをつけるやり方も教わりました。

こちらは、スタイロフォームを無駄なく使い切ろうと、パズルのようにはめ込んでいますね。

 

午後はひたすら合板のビス止め作業。合板1枚につきビス61個を約64枚の合板にインパクトドライバーで打ち込んでいきます。参加者の協力で予定よりずいぶん早く作業が進みました!最後に、少しだけタイルカーペットを敷いて、1日目の作業は終了です。

お疲れさまでした!

明日はメンバーが入れ替わって2日目の作業です。