校長先生日記 12月編

校長の三輪です。

 

富士見高校園芸科の生徒さんの手によるシクラメンが届きました。

左側の濃ピンクのふちどりのついたものは『ヴィクトリア』、右側の黄色味掛かったものは『ネオゴールデンボーイ』という品種だそうです。シクラメンで黄色というのはそうそう見かけない珍しい色ではないでしょうか。花と一緒に、栽培ポイントの説明プリントも届きました。シクラメンは地中海原産だそうですが、あまり暖かすぎる室内は苦手だそうです。大事に育てましょう♡

 

12月も向陽生はあちこちで活動しましたよ。
校外で発表をしてくれたのが、前生徒自治会長の利根川俊哉さん(3年)と現吹奏楽部部長の里見悠月さん(2年)。

利根川さんは、12月2日(土)に下諏訪総合文化センターで開かれた、『GSMー元気なしもすわっ子学びの発表会』で、町内の保育園・小学校・中学校・養護学校の発表者とともに、生徒自治会での1年間の活動について発表してくれました。
一緒に役員をやることになったメンバーと、時間をかけて相互理解が深まってゆき、行事を経るごとに協力体制が出来上がっていったこと、「4年ぶり」の全面公開の文化祭を実施するにあたって、全てが初めて尽くしだったこと、周囲の人の気持ちや考えにだんだんと気付けるようになったこと…。失敗談を通して自らの変化、成長について語りました。

里見さんは、12月19日(火)に安曇野市の穂高交流学習センター「みらい」で開かれた『生徒の主体性を育む実践発表会』において、『「湖畔日和」の取り組みを通して考えたこと』と題して発表してくれました。

音楽室床の断熱改修を、生徒が自らの手で行ったことに、保護者や地域の方からのサポートが得られたこと、下諏訪町グランドデザイン策定委員会に自分の意志で参加し、「湖畔日和」で下諏訪中・社中の吹奏楽部との合同演奏会を提案し、企画が通って演奏会を実現できたこと、演奏会に断熱改修を手伝ってくれた工務店の方たちが聞きに来てくれたこと、部員同士の意思疎通がもっと必要であること…。これからは生徒が自主的にさまざまな人々と協働して、いろいろなことを成し遂げていきたい、と締めくくりました。

 

スポーツでも嬉しい報告が相次ぎました。

バレーボールの新人戦南信大会で、女子バレーボール部が優勝しました。スピードスケートの県総体に出場した皆さんが、来月岐阜県開催のインターハイ出場を決めました。そして、漕艇部の永坂さんは、タイで開かれた2023 U19アジアジュニアボート選手権で、みごと銀メダルに輝きました。

 

生徒自治会役員の皆さんも活躍です。

12月20日(水)、年末の交通安全運動に合わせて、登校時に諏訪警察署交通課と協力して啓発活動を行いました。反射材のシール付きのチラシを配布し、暗くなってからの下校に注意を促しました。

向陽坂はとても暗い場所があるので、ぜひ反射材をカバンやコートにつけるなど活用して、自動車からの視認性アップにつなげましょう。

12月22日(金)、下諏訪町議会の議員12名と、生徒自治会役員16名とで懇談会を開催しました。今の下諏訪町に対する生徒の意見や要望を中心に話が進みました。今後、JR下諏訪駅の駅舎2階の利用や、駅前の活性化に生徒の意見が反映されると良いと思います。

終業式は27日(水)。12日間の冬休みです。年明け、皆元気な顔を見せてくださいね。